単純なブロックスピン変換では、(その理由は後述しますが)高温で困難が生ずるので、椎名大学院生らは、スピン系のモンテカルロシミュレーションで有効な方法として定着している、クラスターフリップ法(注5)に注目しました。
ブロックスピン変換は粗く上向き下向きの配位を表すことになり、粗視化の手続きと言われます。 くりこみ群変換により、臨界現象(相転移の転移点近傍のふるまい)を理解し、転移に特徴的な臨界指数の計算が可能になります。